
子どもの矯正歯科
子どもの矯正歯科
ふじさきデンタルクリニックでは、歯並びの美しさだけでなく、お口の機能や全身の健康を考慮した「オルト矯正」を提供しています。従来の矯正治療は主に歯を整えることを目的としていますが、オルト矯正では、歯並びが乱れる根本的な原因を改善し、正しい顎の発達と口腔機能の獲得を促進。これにより、お子様の健やかな成長をサポートし、一生涯にわたる健康な生活を支えることを目指します。
歯並びの乱れは遺伝だけでなく、生活習慣や口腔機能の未発達が大きく関係しています。
慢性的なアレルギー性鼻炎や扁桃肥大によって鼻呼吸が難しくなると、口呼吸が習慣化します。これにより舌が正しい位置に収まらず、歯列の乱れや顎の発達に悪影響を及ぼします。
舌や唇の裏側にある「小帯」が短い場合、舌や唇の動きが制限され、正しい飲み込みや発音が難しくなります。さらに、舌が適切な位置に収まらないことで、歯並びが乱れる原因となります。
現代の食生活では柔らかい食べ物が増えたことで、咀嚼回数が減少し、顎の発達が不十分になりがちです。顎が小さくなると、永久歯が生えるスペースが不足し、歯並びの乱れにつながります。
猫背や頬杖などの姿勢の悪さは、顎の発育に影響を与えます。口の周りの筋肉が正しく使われないと歯並びが乱れ、口の筋力が弱いと唇を閉じる力が不足し、口呼吸が習慣化する原因になります。
次のような症状が3つ以上当てはまる場合、オルト矯正を検討することをおすすめします。
歯並びの乱れを引き起こす原因を特定し、口呼吸の改善や舌の正しい使い方の指導などを行うことで、将来的な歯並びの乱れを予防します。
食べる・話す・呼吸するといった基本的な機能を向上させることで、健康的な歯並びを維持できるようになります。特に、舌や口周りの筋肉を鍛えるトレーニングを通じて、自然に美しい歯並びを目指します。
適切な口腔機能の習得により、顎の成長を促し、顔全体のバランスを整える効果が期待できます。成長期のお子様にとって、正しい顎の発育は将来の健康にも大きな影響を与えます。
オルト矯正は、一般社団法人日本小児口腔発達学会が推奨する治療法であり、多くの小児歯科専門医が導入しています。単なる歯並びの改善ではなく、全身の健康を考慮したアプローチとして注目されています。
オルト矯正は、前歯の生え変わり時期(6歳前後)から開始するのが理想的です。この時期は顎の成長をコントロールしやすく、正しい口腔機能を習得するのに最適です。
1
初診・カウンセリング
現在の歯並びや口腔機能を確認し、治療の必要性を判断します。
2
精密検査
レントゲン撮影や歯型採取、筋機能評価を行い、治療計画を立案します。
3
口腔機能トレーニング
舌や口周りの筋肉を鍛えるトレーニングを通じて、正しい飲み込み方や呼吸法を指導します。
4
装置の使用
必要に応じて、歯列誘導のための装置を使用し、顎の正しい成長を促進します。
5
定期的な経過観察
治療の進行状況を確認し、必要に応じて調整を行います。
当院では、一般社団法人日本小児口腔発達学会の認定を受けたオルト矯正を導入し、お子様の健康な成長と未来の笑顔をサポートします。単に歯を整えるだけではなく、歯並びが乱れる根本原因を改善し、正しい口腔機能を育むことで、一生涯にわたって健康な生活を送れるように導きます。
お子様の歯並びや口腔機能に関するお悩みがございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。適切な時期に適切な治療を行うことで、お子様の未来に「真の健康」を届けるお手伝いをいたします。